タイ人ならだれでも知っている悲恋の物語。原作は、マイ・ムアンドゥーム(Mai Muengderm/ไม้ เมืองเดิม))<1905~42年>が有名な民話に基づいて執筆したもの。本名はก้าน
พึ่งบุญ ณ อยุธยา。イギリスのウィリアム・シェイクスピアによる戯曲「ロミオとジュリエット(Romeo and Juliet)」にたとえ、タイの「ロミオとジュリエット」という人もいるそうだ。この作品は、実に5回の映画化と3回のTVドラマ化がされている(2014年現在)。
日本でDVD化されている映画「セマ・ザ・ウォリアー(Sema The Worrior of Ayodhaya/ขุนศึก)」<2003年>の原作「クンスック(ขุนศึก)」も書いている。また、史実に基づいた映画「バーン・ラチャン(Bang
Rajan the Legend of the Village Warriors/บางระจัน)」の原作「バーンラチャン(บางระจัน)」もムアンドゥームの手によるもの。