◆タイ、新作映画封切り作品

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バンコク、映画館・封切り作品
< 2018年12月 >


2018年12月にバンコクで劇場公開されるタイ映画です


[ Khun Bunlue ]
クン・バンルー
ขุนบันลือ
MV「เชียงรายที่คิดถึง」
Sung by マム・チョクモク
[ 監 督 ] ペッターイ・ウォンカムラオ(マム・チョクモク)<Petchtai Wongkamlao(Mum Jokmok)/เพ็ชรทาย วงษ์คำเหลา(หม่ำ จ๊กม๊ก)>
[ 出演者 ] ペッターイ・ウォンカムラオ(マム・チョクモク)<Petchtai Wongkamlao(Mum Jokmok)/เพ็ชรทาย วงษ์คำเหลา(หม่ำ จ๊กม๊ก)>、スナーリー・ラーチャシーマー<Sunaree Rachseema/สุนารี ราชสีมา(สุ、ทิม สอนนา)>、ペーターイ・ウォンカムラオ(ミックス)<เพทาย วงษ์คำเหลา>、(ピム)<ลัทธ์กมล ปิ่นโรจน์กีรติ(พิม)>、ศักราช ศรีวังพล(ต้น)、サーシン・ウォンカムラオ<สายสิน วงษ์คำเหลา(สายสิน)>、สมรักษ์ คำสิงห์(บาส)、กัญญาณัท แสงสุข(นก、นก เชิญยิ้ม、วนิดา แสงสุข)、สุพัฒน์ ศรีนวล(อรชร หม่ำโชว์、อรชร เชิญยิ้ม)、プライトゥート・プムラット<ไพรฑูตย์ พุ่มรัตน์(หมั่ง/โรเบิร์ต สายควัน)>、Ekkachai Srivichai<เอกชัย ศรีวิชัย>、นิธิดล ป้อมสุวรรณ(ไนกี้、ไนซ์)、ธนา ฉัตรบริรักษ์(หน่อง)、เอ็นดู วงษ์คำเหลา(มด)
[ 備 考 ] ※27日公開予定。コメディー。Movies Mpictures作品。イサーン(タイ東北部)ものではなく、タイ北部のチェンラーイもの?監督のペッターイ・ウォンカムラオが、主題歌も歌っている。
 ペッターイ・ウォンカムラオ監督には、日本で劇場公開された「チョコレート・ガール バッド・アス!!(This Girl Is Bad-Ass)」<2011年>、「アルティメット・エージェント(The Bodyguard 2)」<2007年>、「ダブル・マックス(The Bodyguard)」<2004年/※共同監督>や「タート・ラック・アスーン(Tas Rak Asoon/Love Slave)」<2014年>、「ハロー・ヤソートン 3(イェーム・ヤソートン 3/Hello Yasothorn 3/Yaem Yasothorn 3)」<2013年>、「マイ・カ・マム ドーン・カ・ドーン(Mai Ka Mum)」<2011年>、「ポ・テーク(Poh Tak)」<2010年>、「ハロー・ヤソートン 2(イェーム・ヤソートン 2/Hello Yasothorn 2/Yaem Yasothorn 2)」<2009年>、「ウォンカムラオ(Wongkamlao)」<2009年>、「ハロー・ヤソートン(Hello Yasothorn)」<2005年>などの作品がある。
 原題は、直訳すると「君主バンルー(「大声を出す」の意)」というような意味。
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[ Ten Years Thailand ]
十年 Ten Years Thailand
Ten Years Thailand
[ 監 督 ] 【サンセット(Sunset)】 ★★
 アーティット・アットサラット<Aditya Assarat/อาทิตย์ อัสสรัตน์>

【キャットピア(Catpia)】 ★★★
 ウィシット・サーサナティアン<Wisit Sasanatieng/วิศิษฏ์ ศาสนเที่ยง>

【プラネタリウム(The Planetarium)】 ★★
 チュラヤーンノン・シリポーン<Chulayarnnon Siriphol/จุฬญานนท์ ศิริผล>

【ソング・オブ・ザ・シティー(Song of the City)】 ★
 アピチャーポーン・ウィーラセータクン<Apichatpong Weerasethakul/อภิชาติพงศ์ วีระเศรษฐกุล>
[ 出演者 ] ブンヤリット・ウィアンノン、キダカーン・チャットゲーオマニー、タナサワン・テープサトーン
[ 備 考 ] ※13日公開予定。4人の監督による4本のオムニバス作品。オムニバス形式の作品で、10年後の自国を描く「十年」プロジェクトの中の一つの作品。このタイ編の他に、香港編、日本編、台湾編が製作されている。2018年のカンヌ国際映画祭に出品されている。日本では、第31回東京国際映画祭で上映された。

【サンセット】
 モノクロ作品。シンプルだが、映像的にはいい出来だ。だが、短編とはいえ、ストーリーとして完結していないような感じを受ける。また、主人公は軍隊をかばっているのだが、作品内容は明らかに軍政批判のように受け取れる。はたして、この内容で、自国において公開できるのであろうか?

【キャットピア】
 物語の起承転結が、一番はっきりしていたのはこの作品。緊迫感、倦怠感もあり、映像的にはおもしろい。東京国際映画祭の解説で、ネタバレが起きていたので、残念ながら冒頭の走っていく人たちを映したカメラワークにサプライズは起きなかった。アンダー・ヘアー無修正で、裸の女性が出てきた時には少々驚く。この作品も、見方によっては政府批判と取れないこともないが・・・。

【プラネタリウム】
 一体、この作品は何を言いたいのであろうか? 一瞬、王室批判かとも思ったのだがそうではない。新興宗教批判?仏教批判? いや、まったく分からない。独裁者の出現を警告しているという意見もあるのだが、意味が分からないので、カラフルな映像も陳腐に見えてしまう。

【ソング・オブ・ザ・シティー】
 真打ち登場のこの作品、例のごとく、物語がないように思える。よって、何を伝えたいのだかは理解不能だ(分かる人には分かるのかもしれないが)。撮影は、コンケーン大学のサリット・タナラット(Sarit Tanarat/1908~63年)元首相の銅像建築現場を中心にして撮影されたのだろうか? サリット・タナラット元首相は軍人で、クーデターによって政権の座に就いた。そして、民選議会を廃止し、首相に大きな権力を与えた暫定憲法を施行した人である。ただ、一方では、タイの経済を発展させた功績もある。ということで、この方と後世の似たことを行った方を対比させたいのかなと思ったりもするのだが・・・。

 アーティット・アットサラット監督には、日本の映画祭で上映された「ハイソ( Hi-So)」<2010年>や「サワッディー・バンコク(Sawasdee Bangkok)」<2009年>の中のの「バンコク・ブルース(Bangkok Blues)」などの作品がある。
 ウィシット・サーサナティアン監督は、日本で公開された「カメリア(Camellia)」<2010年/韓国、日本、タイ>の中の「アイアン・プッシー(Iron Pussy)」、「シチズン・ドッグ(Citizen Dog)」<2004年>、「怪盗ブラック・タイガー(Tears of The Black Tiger)」<2000年>、日本でDVD化された「レッド・イーグル(Red Eagle)」<2010年>や「シニアー(ルン・ピー/Senior)」<2015年>、「サワッディー・バンコク(Sawasdee Bangkok)」<2009年>の中の「サイトシーイング(Sightseeing)」、「見えざる者(アンシーアブル/The Unseeable)」<2006年>などを手がけている。
 アピチャーポーン・ウィーラセータクン監督は、2010年の第63回カンヌ国際映画祭でタイ映画として初めてパルムドール(最高賞)に輝いた。日本で公開された「光の墓(Cemetery of Splendour)」<2015年/タイ、イギリス、フランス、ドイツ、マレーシア>、「ブンミおじさんの森(Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives)」<2010年>、「世紀の光(シンドロームズ・アンド・ア・センチュリー/Syndromes and a Century)」<2006年>や日本の映画祭で上映された「メコン・ホテル(Mekong Hotel)」<2012年/タイ、イギリス、フランス>、「トロピカル・マラディー(Tropical Malady )」<2004年>、「アドベンチャー・オブ・アイアン・プッシー(The Adventure of Iron Pussy)」<2003年>、「真昼の不思議な物体(Mysterious Object at Noon)」<2000年>や「アッシュズ(Ashes)」<2012年>、「モバイル・メン(Mobile Men)」<2008年>、「アンセム(The Anthem)」<2006年>、「真昼の不思議な物体(Mysterious Object at Noon)」<2000年>などの作品がある。
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[ Reside(Possessed) ]
リサイド(ポゼスト)
สิงสู่
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[ 監 督 ] ウィシット・サーサナティアン<Wisit Sasanatieng/วิศิษฏ์ ศาสนเที่ยง>
[ 出演者 ] アナンダー・エバリンハム<Ananda Everingham/อนันดา เอเวอร์ริ่งแฮม>、ナッタウィーラヌット・トーンミー(チャー)<Natthaweeranuch Thongmee/วรัลชญาน์ จินดารักษ์วงศ์(ณัฐฐาวีรนุช ทองมี/จ๋า)>、プローイ・ソナリン<Ploy Sornarin/พลอย ศรนรินทร์>
[ 備 考 ] ※13日公開予定。トランスフォーメーション・フィルム作品。
 アナンダー・エバリンハムは、日本で公開された「心霊写真(Shutter)」<2004年>、日本の映画祭で上映された「コンクリートの雲 (コンクリート・クラウズ/Concrete Clouds)」<2014年>、「ウモーン・パー・ムアン - 羅生門(アウトレイジ/The Outrage)」<2011年>、「ランカスカ海戦 パイレーツ・ウォー(Queens of Langkasuka)」<2008年>や日本でDVD化された「レッド・イーグル(Red Eagle)」<2010年>、「メモリー(Memory)」<2008年>、「ミー・マイセルフ 私の彼の秘密(Me...Myself)」<2007年>などに主演している。
 ナッタウィーラヌット・トーンミーは、日本で公開された「心霊写真(Shutter)」<2004年>に出演している。
 ウィシット・サーサナティアン監督は、日本で公開された「カメリア(Camellia)」<2010年/韓国、日本、タイ>の中の「アイアン・プッシー(Iron Pussy)」、「シチズン・ドッグ(Citizen Dog)」<2004年>、「怪盗ブラック・タイガー(Tears of The Black Tiger)」<2000年>、日本の映画祭で上映された「十年 Ten Years Thailand(Ten Years Thailand)」<2017年/タイ、香港、日本>の中の「キャットピア(Catpia)」、日本でDVD化された「レッド・イーグル(Red Eagle)」<2010年>や「シニアー(ルン・ピー/Senior)」<2015年>、「サワッディー・バンコク(Sawasdee Bangkok)」<2009年>の中の「サイトシーイング(Sightseeing)」、「見えざる者(アンシーアブル/The Unseeable)」<2006年>などを手がけている。原題(「Possessed」)は「憑りつく」、英題は「憑りついた」という意味。英題は、公開前に「Reside」に変更になったようだ。
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[ Hor Taew Taek 6 ]
ホー・テーオ・テーク 6
หอแต๋วแตก แหกต่อไม่รอแล้วนะ หอแต๋วแตก แหกต่อไม่รอแล้วนะ
[ 監 督 ] ポット・アーノン(ポット・アピルット/ポット・パセート)<Poj Arnon(Poch Apirut)/พจน์ อานนท์(พชร์ อภิรุจ(พชร์ ภเศฐ)>
○[ 出演者 ] チャルーンポン・オーンラマーイ(コティー・アラームボーイ)<Jaroenporn Onlamai(Koti Arambawy)/เจริญพร อ่อนละม้าย(โก๊ะตี๋ อารามบอย)>、チャートゥロン・モクチョク<Jaturong Mokjok/จาตุรงค์ มกจ๊ก(จตุรงค์ มกจ๊ก/จาตุรงค์ พลบูรณ์>、エーカチャイ・シーウシチャイ<Akachai Srivichai/เอกชัย ศรีวิชัย>
[ 備 考 ] ※5日公開予定。コメディー。人気シリーズの第6作目。
 ポット・アーノン監督には、日本で劇場公開された「アタック・ナンバーハーフ デラックス (アイアン・レディーズ/The Iron Ladies)」<2014年>、日本でDVD化された「マッハ! エンジェル MACH! ANGELS(Dangerous Flowers)」<2006年>、「チアリーダークイーン(I'm Lady/Cheerleader Queens)」<2004年>や「トゥット・トゥー・クーチャート(ラスト・ヒーローズ/Toot Too Ku Chart/Last Heroes)」<2018年>、「ゼアズ・サムシング・アバウト・トット(There's something about Tott)」<2015年>、「モー 6/5 パーク・マー・ター・ピー 3(メイク・ミー・シャダー 3/Mo 6/5 Pak Ma Tha Phi 3/Make Me Shudder 3)」<2015年>、「ターイ・ホーン ターイ・ヒアン(Taihong Taihien)」<2014年>の中の「15」、「デンジャラス・ボーイズ(Dangerous Boys)」<2014年>、「モー6/5 パーク・マー ター・メー・ナーク(Mo 6/5 Pak Ma Tha Mae Nak)」<2014年>、「モー6/5 パーク・マー ター・ピー(Mo 6/5 Pak Ma Tha Phi(Make Me Shudder)」<2013年>、「スパイシー・ビューティー・クイーン ・イン・バンコク 2(Spicy Beautyqueen In Bangkok 2)」<2012年>、「ホー・テーオ・テーク 4 ヘーク・ムワークムワーク・コック(Hor-Taew-Tak 4 Haek Mak Mak Kok)」<2012年>、「ホー・テーオ・テーク 3(Hor Taew Tak 3)」<2011年>、「アンボーン・チャイルド(The Unborn Child)」<2011年>、「ターイ・ホーン (ダイ・ア・バイオレント・デス/Tai Hong/Die a Violent Death)」<2010年>の中の「ソップ・ナイ・テーン・ナム(Haunting Motel)」、「ソーリー・サーランヘヨー(Sorry Saranghaeyo)」<2010年>、「オー・マイ・ゴースツ(Oh My Ghosts!)」<2009年>、「サシー・プレイヤー(Sassy Player)」<2009年>、「イン・ペー・レー・セーマクーテ(スリー・クリップルズ/Yen Pe Le Semakute/Three Cripples)」<2007年>、「バンコク・ラブ・ストーリー(Bangkok Love Story)」<2007年>、「ホー・テーオ・テーク(Hor Taew Tak)」<2007年>、スパイシー・ビューティークイーン・イン・バンコク(Spicy Beautyqueen in Bangkok)」<2004年>、「サティ・テーク スット・クア・ローク(Sati Tek Sut Kua Lok)」<1995年>などがある。
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