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第31回東京国際映画祭
< 31st TIFF International Film Festival >

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[開催期間] 2018年10月25日(木)~11月3日(土)
[会場] TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、他
[URL] https://2018.tiff-jp.net/ja/
 1985年より開催されている、日本唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。




<上映されるタイ関連映画>
[邦題] ブラザー・オブ・ザ・イヤー(最愛の人)
[英題] Brother of the Year
[原題] น้อง.พี่.ที่รัก
[製作年] 2018年
[製作国] タイ
[監督] ウィッタヤー・トーンユーヨン<Vithaya Thongyuyong/วิทยา ทองอยู่ยง>
[出演者] サンニー・スワンメターノン(サニー)<Sunny Suwanmethanon/ซันนี่ สุวรรณเมธานนท์>、ウラッサヤー・スプーバン(ヤーヤー)/อุรัสยา เสปอร์บันด์(ญาญ่า)、ニチクン・バック・ホルベチクル(ニチクン/ニックン)(Nichkhun Horvejkul/นิชคุณ หรเวชกุล>、อัญชุลีกร บัวแก้ว(ไก่)、อชิรญา นิติพน(แอลลี่)、พุฒิพงศ์ อัสสรัตนกุล(บิวกิ้น)、กันติชา ชุมมะ(ติช่า)、チャルームポン・ティカマポーンティラウォン(チェック・フェーンチャン)<Chalermpon Thikumporn-teerawong/เฉลิมพล ทิฆัมพรธีรวงศ์(แจ๊ค แฟนฉัน)>
 GDH559社作品。日本では、「第31回東京国際映画祭」で上映。
 サンニー・スワンメターノンは、日本の映画祭で上映された「ダイ・トゥモロー(Die Tomorrow)」<2017年>、「ギフト(ニュー・イヤーズ・ギフト/A Gift/New Year's Gift)」<2016年>、「フリーランス(ハート・アタック/Freelance/Heart Attack)」<2015年>、「アイ・ファイン、サンキュー、ラブ・ユー(I Fine..Thank You..Love You)」<2014年>、「セブン・サムシング(Seven Something)」<2012年>、「バンコク・トラフィック・ラブ・ストーリー(Bangkok Traffic Love Story)」<2009年>、「ディアー・ダーカンダー(親友/ディアー・ダカンダ/Dear Dakanda)」<2005年>などに出演している。
 ウラッサヤー・セポーバンは、映画初出演。ニチクン・バック・ホルベチクは、日本の映画祭で上映された「セブン・サムシング(Seven Something)」<2012年>の中の「42.195」などに出演している。チャルームポン・ティカマポーンティラウォンは、「フェーンチャン ぼくの恋人」で太ったいじめっ子役を演じた男優。興行収入は、146.45百万バーツと大ヒットを記録した。
 ウィッタヤー・トーンユーン監督には、日本で公開された「フェーンチャン ぼくの恋人(Fan Chan)」<2003年>(共同監督)、日本の映画祭で公開された「恋するリトル・コメディアン(The Little Comedian)」<2010年/共同監督>や「ビター・スイート ボイド・ポッド ザ・ショート・フィルム(BitterSweet BoydPod The Short Film)」<2008年>の中の「ラック・クン・カオ・イーク・レーオ」、「ポシブル(The Possible)」<2006年>、日産タイランドによるMARCH用のショート・ムービー「ラブ・アット・ファースト・マーチ」<2013年>などの作品がある。原題は、「兄、妹、最愛の人」というような意味。
[作品解説] ※第31回東京国際映画祭HPより
 タイで人気のパラダイス・バンコク・モーラム・インターナショナル・バンドの演奏が彩りを添える本作は、本年5月には興行収入トップを記録した。モジ役を韓国のアイドルグループ2PMのニックンが演じているのも大きな話題となった。野球、日本料理、和室など、日本文化を象徴するアイテムが次々に登場するのも楽しい。監督のウィッタヤーは、ニティワット・タラトーン(『すれ違いのダイアリーズ』)らとともに『フェーンチャン ぼくの恋人』の共同監督をつとめたのち、単独監督デビューし、本作が長編4作目となる。

Trailer




<上映されるタイ関連映画>
[邦題] BNK48:ガールズ・ドント・クライ
[英題] BNK48: Girls Don't Cry
[原題] BNK48: Girls Don't Cry
[製作年] 2018年
[製作国] タイ
[監督] ナワポン・タムロンラタナリット(トゥー)<Nawapol Thamrongrattanarit/นวพล ธำรงรัตนฤทธิ์(เต๋อ)>
[出演者] BNK48(เฌอปราง อารีย์กุล(เฌอปราง)、พัศชนันท์ เจียจิรโชติ(อร)、พิมรภัส ผดุงวัฒนะโชค(โมบายล์)、ปัญสิกรณ์ ติยะกร(ปัญ)、ミウ<นันท์นภัส เลิศนามเชิดสกุล(มิว,มิวนิค)>
 ドキュメンタリー作品。GDH559社作品。アイドル・グループ「BNK48」のドキュメンタリー。多くのスクリーンで公開したにもかかわらず、興行収入は13.14百万バーツ低かった。
 ミウは、「アフタースクール(After School)」<2010年>で映画出演経験があるらしい。
 ナワポン・タムロンラタナリット監督には、日本の映画祭で上映された「ダイ・トゥモロー (ダイ・トゥマロー/Die Tomorrow)」<2017年>、「フリーランス(ハート・アタック/Freelance/Heart Attack)」<2015年>、「噂の男(あの店長/マスター/The Master)」<2014年>、「マリー・イズ・ハッピー(Mary Is Happy, Mary Is Happy)」<2013年>、「36のシーン(36)」<2012年>などの作品がある。
[作品解説] ※第31回東京国際映画祭HPより
 AKB48の姉妹グループとして2017年に結成されたBNK48のドキュメンタリー。
 13歳から23歳までの1期生26人のうち、シングルの発売ごとに16人のみがメンバーとして“選抜”され、表舞台に立つことができる。夢と現実のギャップや、他のメンバーと競争しながら友情を維持することの難しさが真剣に語られる。メンバーの多くが涙を流すのが印象に残る。
監督のナワポンは斬新な映像話法で注目される存在だが、本作の構成は映画撮影に携わる人々のエピソードをつないだ『36のシーン』(TIFF14出品作)を想起させる。なおBNK48のメンバーの中で日本人は、 いずりな(伊豆田莉奈)とミオリ(大久保美織)が参加している。

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<上映されるタイ関連映画>
[邦題] 十年 Ten Years Thailand
[英題] Ten Years Thailand
[原題] ・・・
[製作年] 2017年
[製作国] タイ、香港、日本
[監督] 【サンセット(Sunset)】
アーティット・アットサラット<Aditya Assarat/อาทิตย์ อัสสรัตน์>

【キャットピア(Catpia)】
ウィシット・サーサナティアン<Wisit Sasanatieng/วิศิษฏ์ ศาสนเที่ยง>

【プラネタリウム(The Planetarium)】
チュラヤーンノン・シリポーン<Chulayarnnon Siriphol/จุฬญานนท์ ศิริผล>

【ソング・オブ・ザ・シティー(Song of the City)】
アピチャーポーン・ウィーラセータクン<Apichatpong Weerasethakul/อภิชาติพงศ์ วีระเศรษฐกุล>
[出演者] ブンヤリット・ウィアンノン、キダカーン・チャットゲーオマニー、タナサワン・テープサトーン
 4人の監督による4本のオムニバス作品。日本では、第31回東京国際映画祭で上映。
 アーティット・アットサラット監督には、日本の映画祭で上映された「ハイソ( Hi-So)」<2010年>や「サワッディー・バンコク(Sawasdee Bangkok)」<2009年>の中のの「バンコク・ブルース(Bangkok Blues)」などの作品がある。
 ウィシット・サーサナティアン監督は、日本で公開された「カメリア(Camellia)」<2010年/韓国、日本、タイ>の中の「アイアン・プッシー(Iron Pussy)」、「シチズン・ドッグ(Citizen Dog)」<2004年>、「怪盗ブラック・タイガー(Tears of The Black Tiger)」<2000年>、日本でDVD化された「レッド・イーグル(Red Eagle)」<2010年>や「シニアー(ルン・ピー/Senior)」<2015年>、「サワッディー・バンコク(Sawasdee Bangkok)」<2009年>の中の「サイトシーイング(Sightseeing)」、「見えざる者(アンシーアブル/The Unseeable)」<2006年>などを手がけている。
 アピチャーポーン・ウィーラセータクン監督は、2010年の第63回カンヌ国際映画祭でタイ映画として初めてパルムドール(最高賞)に輝いた。日本で公開された「光の墓(Cemetery of Splendour)」<2015年/タイ、イギリス、フランス、ドイツ、マレーシア>、「ブンミおじさんの森(Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives)」<2010年>、「世紀の光(シンドロームズ・アンド・ア・センチュリー/Syndromes and a Century)」<2006年>や日本の映画祭で上映された「メコン・ホテル(Mekong Hotel)」<2012年/タイ、イギリス、フランス>、「トロピカル・マラディー(Tropical Malady )」<2004年>、「アドベンチャー・オブ・アイアン・プッシー(The Adventure of Iron Pussy)」<2003年>、「真昼の不思議な物体(Mysterious Object at Noon)」<2000年>や「アッシュズ(Ashes)」<2012年>、「モバイル・メン(Mobile Men)」<2008年>、「アンセム(The Anthem)」<2006年>、「真昼の不思議な物体(Mysterious Object at Noon)」<2000年>などの作品がある。
[作品解説] ※第31回東京国際映画祭HPより
 オムニバス形式で10年後の自国を描く「十年」プロジェクトは、香港編を嚆矢として日本編、台湾編、そしてこのタイ編が製作されてきた。
 タイ編はアピチャッポン・ウィーラセタクン(『ブンミおじさんの森』)の統括のもと、彼を含む4人の監督が近未来ディストピアのエピソードを披露しており、近年のタイの政情が反映されている。
①アーティット・アッサラット(『ワンダフル・タウン』TIFF2008)は、「Sunset」で表現の自由が制限された展覧会を、②ウィシット・サーサナティアン(『快盗ブラック・タイガー』)は、「Catopia」で猫人間に支配された社会を、③美術家のチュラヤーンノン・シリポンは、「Planetarium」で独裁者の女性が君臨する極彩色でグラフィックな世界を、④アピチャッポンは、「Song of the City」で鼓笛隊の奏でる行進曲が響くなか、銅像の立つ工事中の公園と、そこで休息し語り合う人々を、それぞれ描いている。カンヌ2018出品。

Ten Years in Thailand new clip official from Cannes


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