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第38回ぎふアジア映画祭
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[開催期間] 2016年11月5日(土)~12月4日(日)
[会場] 文化センター小劇場、他
[URL] http://www.oaff.jp
 岐阜県岐阜市でアジア各国の映画を上映する映画祭。



「光の墓」

<上映されるタイ映画>
[邦題] 光の墓
[英題] Cemetery of Splendour
[原題] รักที่ขอนแก่น
[製作年] 2015年
[監督] アピチャーポーン・ウィーラセータクン<Apichatpong Weerasethakul/อภิชาติพงศ์ วีระเศรษฐกุล>
[出演者] ジェンジラー・ボンパット・ワイドナー<Jenjira Pongpas Widner(Jenjira Pongpas)>、バンロップ・ロームノーイ<Banlop Lomnoi>、ジャリンパッタラー・ルアンケム<Jarinpattra Rueangram>、Petcharat Chaiburi、Tawatchai Buawat、Sujittraporn Wongsrikeaw、Bhattaratorn Senkraigul、Sakda Kaewbuadee、Pongsadhorn Lertsukon、Sasipim Piwansenee、Apinya Unphanlam、Richard Abramson、Kammanit Sansuklerd、Boonyarak Bodlakorn、Wacharee Nagvichien
 足の悪いアメリカ人の夫を持つ婦人チェーン(ジェンジラー・ボンパット・ワイドナー)は、ボランティアで仮設の病院へ通っていた。その病院は元学校で、王族の墓があった場所だという。そこには、眠り病の兵士たちが入院していた…というストーリー。
 「アジア太平洋映画賞」グランプリ、「カイエ・ドュ・シネマ2015ベスト10」第2位、「ニューヨーク映画祭2015ベスト10」第3位だとのこと。
 他のアピチャーポーン・ウィーラセータクン監督の作品同様に、よく分からない不思議な内容だ。だが、比較的、最後まで飽きずに観ることはできる。所々におもしろいシーンはあるのだが、何せ理解ができない。森の中の排便?のシーン、病人のペニスが立つシーン、ショッピング・モール内のエスカレーターで倒れた人を運ぶシーン、病院の食堂で入院患者が食事中に突然倒れるシーン、そして、空をバックにしたゾウリムシ?のシーンなどは、一体何の意味があるのであろうか? 凡人には分からない内容である気がする。
 撮影は、イサーン(東北部)のコーンケーンで行われている。日本では、ムヴィオラが配給。アピチャーポーン・ウィーラセータクン監督は「ブンミおじさんの森(Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives)」<2010年>でカンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した人で、2004年度のカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞している「トロピカル・マラディー(Tropical Malady )」<2004年>、日本で公開された「世紀の光 (シンドロームズ・アンド・ア・センチュリー/Syndromes and a Century)」<2006年>、日本の映画祭で上映された「メコーン・ホテル(Mekong Hotel)」<2012年>、「アドベンチャー・オブ・アイアン・プッシー(The Adventure of Iron Pussy)」<2003年>、「真昼の不思議な物体(Mysterious Object at Noon)」<2000年>や「アッシュズ(Ashes)」<2012年>、「モバイル・メン(Mobile Men)」<2008年>、「アンセム(The Anthem)」<2006年>などの作品がある。タイ題は、「コーンケーンで愛する」という意味?

[Trailer]


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