<上映されるタイ映画> |
[邦題] |
光の墓 |
[英題] |
Cemetery of Splendour |
[原題] |
รักที่ขอนแก่น |
[製作年] |
2015年 |
[監督] |
アピチャーポーン・ウィーラセータクン<Apichatpong Weerasethakul/อภิชาติพงศ์ วีระเศรษฐกุล> |
[出演者] |
ジェンジラー・ボンパット・ワイドナー<Jenjira Pongpas Widner(Jenjira Pongpas)>、バンロップ・ロームノーイ<Banlop Lomnoi>、ジャリンパッタラー・ルアンケム<Jarinpattra Rueangram>、Petcharat Chaiburi、Tawatchai Buawat、Sujittraporn Wongsrikeaw、Bhattaratorn Senkraigul、Sakda Kaewbuadee、Pongsadhorn Lertsukon、Sasipim Piwansenee、Apinya Unphanlam、Richard Abramson、Kammanit Sansuklerd、Boonyarak Bodlakorn、Wacharee Nagvichien |
足の悪いアメリカ人の夫を持つ婦人チェーン(ジェンジラー・ボンパット・ワイドナー)は、ボランティアで仮設の病院へ通っていた。その病院は元学校で、王族の墓があった場所だという。そこには、眠り病の兵士たちが入院していた…というストーリー。
「アジア太平洋映画賞」グランプリ、「カイエ・ドュ・シネマ2015ベスト10」第2位、「ニューヨーク映画祭2015ベスト10」第3位だとのこと。 他のアピチャーポーン・ウィーラセータクン監督の作品同様に、よく分からない不思議な内容だ。だが、比較的、最後まで飽きずに観ることはできる。所々におもしろいシーンはあるのだが、何せ理解ができない。森の中の排便?のシーン、病人のペニスが立つシーン、ショッピング・モール内のエスカレーターで倒れた人を運ぶシーン、病院の食堂で入院患者が食事中に突然倒れるシーン、そして、空をバックにしたゾウリムシ?のシーンなどは、一体何の意味があるのであろうか? 凡人には分からない内容である気がする。 撮影は、イサーン(東北部)のコーンケーンで行われている。日本では、ムヴィオラが配給。アピチャーポーン・ウィーラセータクン監督は「ブンミおじさんの森(Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives)」<2010年>でカンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した人で、2004年度のカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞している「トロピカル・マラディー(Tropical Malady )」<2004年>、日本で公開された「世紀の光 (シンドロームズ・アンド・ア・センチュリー/Syndromes and a Century)」<2006年>、日本の映画祭で上映された「メコーン・ホテル(Mekong Hotel)」<2012年>、「アドベンチャー・オブ・アイアン・プッシー(The Adventure of Iron Pussy)」<2003年>、「真昼の不思議な物体(Mysterious Object at Noon)」<2000年>や「アッシュズ(Ashes)」<2012年>、「モバイル・メン(Mobile Men)」<2008年>、「アンセム(The Anthem)」<2006年>などの作品がある。タイ題は、「コーンケーンで愛する」という意味? |