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第8回したまちコメディ映画祭in台東
< The 8th Old Town Taito International Comedy Film Festival >


[開催期間] 2015年9月18日(金)~22日(火)
[会場] 東京国立博物館 平成館、他
[URL] http://www.shitacome.jp/2015/index.shtml
[映画祭HPより抜粋]
 2008年11月、東京都台東区において誕生した日本初の本格コメディ映画祭「したまちコメディ映画祭in台東」(略称したコメ)。昨年第6回目を迎え益々の盛り上がりを見せるコメディ映画の祭典が今年も開催の運びとなりました。

 「したコメ」は、「映画(Cinema)」「したまち(Old town)」「笑い(Comedy)」という3つの要素を掛け合わせることで、映画人、喜劇人、地元の皆さん、映画・喜劇を愛する皆さんが一体となって盛り上がれる、これまでの首都圏の映画祭にはない住民参加型の映画祭を目指しています。
 日本有数の芸術・文化施設の集積地域「上野」と、日本の喜劇発祥の地であり、いまなお古き良き庶民文化が脈々と引き継がれている下町「浅草」を舞台に、浅草在住のクリエイター、いとうせいこう総合プロデューサーを中心に、「コメディ」を単に面白いだけのものに留まらず、芸能・文化・歴史など多角的な側面から捉えていきます。そして、世代を超えた多くの方々にコメディ映画に親しんでいただけるよう、国内外の新作・旧作・名作・珍作・異色作から選びに選び抜いた最上級のコメディをプログラミングしていきます。

 世界中で数多くの映画祭が開催されている今日、下町の活気あふれるこの映画祭を通し、世の中を元気にするような「にぎわい」を創り出していくことで、日本を代表する「文化・芸術のまち」、「昔ながらの下町」としての台東区の魅力を国内外に広くアピールしていきます。

「すれ違いのダイアリーズ」

(C) 2014 GMM Tai Hub Co., Ltd.

<上映されるタイ映画>
[邦題] すれ違いのダイアリーズ
(先生の日記/ティーチャーズ・ダイアリー/キット・トゥン・ウィタヤー)
[英題] Teacher's Diary
[原題] คิดถึงวิทยา
[製作年] 2014年
[監督] ニティワット・タラトーン(トン)<Nithiwat Tharatorn/นิธิวัฒน์ ธราธร>
[出演者] スクリット・ウィセートケーオ(ビー)<Sukrit Wisetkaew(Bie)/สุกฤษฎิ์ วิเศษแก้ว(บี้)>、チューマーン・ブンヤサック(プローイ/ライラー・ブンヤサック)<Chermarn Boonyasak(Laila Boonyasak/Ploy)/เฌอมาลย์ บุญยศักดิ์(พลอย/ไลลา บุญยศักดิ์)>
 本映画祭の特別招待作品。ドラマ。元レスリングをやっていた青年ソーン(スクリット・ウィセートケーオ)は、教師の仕事を探していたがなかなか決まらなかった。やっと決まったのは、電気もきていない山奥の湖にある水上学校であった。赴任してみると、前任者の女性教師エーン(チューマーン・ブンヤサック)が残していった日記があった。それを読むと、彼女も自分と同じく失恋していたことを知る。ソーンは、いつしか自分と同じ境遇に思えるエーンに思いを寄せるように…というストーリー。
 GTH社作品。この作品に登場する水上学校(Floating School)は、実在している。作品の冒頭では、男性教師ソーンと女性教師エーンそれぞれの水上学校への赴任と生徒たちへの接し方が分からず困惑する様子、そして恋人との別れが交錯して描かれている。それが、学校に置いてあったエーンの日記で二人が結び付くというストーリーはとても見事だ。また、ソーンとエーンのそれぞれの恋の行方がどうなるのか?そして、ソーンとエーンの関係がどうなるのか?くっつきそうでくっつかない、恋の結末へのドキドキ感もおもしろい。
 タイでは大人気の歌手スクリット・ウィセートケーオは、演技経験は豊富だが劇場用映画はこれが初出演。同じくタイを代表する女優であるチューマーン・ブンヤサックは、三年振りの映画出演。彼女は、日本で公開された「ミウの歌(ラブ・オブ・サイアム/サイアム・スクエア/The Love of Siam)」<2007年>、「地球で最後のふたり(Last Life in the Universe)」<2003年>、日本の映画祭で上映された「ウモーン・パー・ムアン - 羅生門(アウトレイジ/The Outrage)」<2011年>、日本でDVD化された「609 (ロクマルキュウ/Buppha Ratree)」<2003年>、「ザ・パーク(The Park)」<2003年/香港>などに出演している。
 興行収入は、US$3,060,661と大ヒットを飛ばした。第24回スパンナホン賞では、「作品賞」「監督賞」「脚本賞」「主演男優賞」「主演女優賞」「撮影賞」「編集賞」「美術賞」「衣装デザイン賞」「特殊効果賞」「音楽賞」「主題歌賞」「録音賞」の13部門でノミネートされた。そして、「脚本賞」「撮影賞」「編集賞」「美術賞」「音楽賞」「主題歌賞」の6部門を獲得した。
 ニティワット・タラトーン監督には、日本で公開された「フェーンチャン ぼくの恋人(Fan Chan)」<2003年/※共同監督>や「ターン・イェーク・ワット・チャイ(Tang Yaek Wat Jai)」<2011年/※共同監督>、「ディアー・ガリレオ(Dear Galileo)」<2009年>、「ビター・スイート ボイド・ポット ザ・ショート・フィルム(BitterSweet BoydPod The Short Film)」<2008年>の中の「プアン」「カム・マイ・キー・カム」、「シーズンズ・チェンジ(Seasons Change)」<2006年>などの作品がある。原題は「学問を愛す」と訳すのか?

Trailer

MV「マイ・ターン・カン(ไม่ต่างกัน)」
Sung by 25 hours


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